京都出身。清水寺まで徒歩5分の所にピアノ教室を構えていた母の手ほどきで、3歳からピアノを始める。
その後、個人のピアノの先生に習うも、母とその先生でピアノの先生が二人いる状態になり、いつもプレッシャーを感じていた。
一日4時間以上の練習や厳しい指導に泣きながら耐える毎日。家にいるより学校が好き。何故ならピアノの練習をしなくていいから。
厳しく、長時間の練習を強いられた理由は、母は私を音大へ行かせることが夢だったから。
その理由は、手に職をつけさせるため。
しかし、子どもの頃の私にはそんな母の気持ちなど理解できるわけもなく。
母との喧嘩が絶えず、家にいても気が休まらない。ピアノの練習は私にとって拷問。いつもピアノを辞めたいと
思っていたが。それを言うと母から怒涛の罵声を浴び、こども心に怖かったので言い返せなかった。
要領が悪く、のんびりしている私に対し、頭の回転が早く、何でもテキパキ出来てしまう母。
「遅い、さっさとしなさい!」「他の子はあんなに出来るのに、なんであんたは出来ないの!」「お母さんが子どもの頃は、もっと出来たのに何であんたは出来ないの?」「お母さんは恥ずかしい」など、いつも私を非難し、誰かと比べられていた。私はそんな母に対し、悲しく「自分の見て欲しい」と頑張るが。母の期待に沿わなければ認めてもらえない…
いつの間にか自己肯定感が低い子になっていた。
中学時代は、ピアノの評価が上がる中、勉強とピアノの両立、好きな部活動に入ることも許されない。
「母のレールに敷かれた人生はいやだ!」「私は母の人形じゃない!」
思春期と重なり自我が爆発。ますます母と険悪ムードになる。
自分の意思が通らないので、受験になっても勉強ですら身が入らない。
イヤイヤ母の進めた音楽高校を受験するも、ピアノ実技試験は受かるが学科で点数が足らず不合格。
2次募集で、やむ無く普通高校へ入学する。
高校に入ると門限を決められるが、家に帰っても母の顔を見ると喧嘩になり、ホッとできないのでわざと遅く帰ることが多くなる。(余計に喧嘩になるのだが、高校生の私にはそれぐらいしか抵抗ができなかった)
そうこうしているうちに、本当に進路を決めていかないといけない高校2年生の冬に、ようやく『自分には、ピアノしかない!』と吹っ切れ、そこから真剣にピアノに向き合うようになり、勉強も頑張るようになる。
大阪音楽大学短期大学部ピアノ科に合格し、卒業後、さらにピアノの技術を磨きたいと思い4年制の同じ大阪音楽大学の難関といわれる編入試験にトライ。
2度目のチャレンジで見事に編入試験に合格、大学3年生になる。
卒業後は3年間、出張レッスンと音楽教室に勤め、45人の生徒のレッスンを請け負う。
この後結婚し、1994年に大阪平野区でピアノ教室を主催。生徒2人から始まり、約40年間で指導実績は約500人
常時40人以上の在籍の教室に育て上げる。
私からのメッセージ
一人一人個性や特性が違うように、成長も違います。「何歳だから」「何年生だから」と決めつけず、個々の理解力とペースに合わせた、勇気づけの心理学レッスンです。
ピアノを習うと言うことは「〇〇しなければならない」「〇〇するべき」というお考えの方も
いらっしゃると思います。
例えば「練習しなければならない」「上達するべき」…
確かに、家庭練習ができる子は上達が速いです。小さい頃は保護者の方の声かけが決め手となりる
場合が多いので、声かけのアドバイスもしますが、お子さんのタイプは人それぞれなのでそらぞれのお子さんに合うアプローチを探っていきますが、これが正解!というのは残念ながらありません。
そして、ピアノは好き、音楽も大好き!でも練習は嫌い…
このようなお子さんの方が現実としては多いです。
そうなってしまう理由は、勉強と一緒で、大人から強要される「練習しなさい」です。自ら弾きたい
弾けるようになりたい!と思った時に心は動くはずです。
練習したくないのは、やり方がわからないか、難しいか、その時の気分、その他…色んな理由があると思います。そして、親と子で自分の中のゴールが違う場合も。
私は40年に渡り、たくさんの生徒さんたちと接してきました。当初はピアノスキルを身につけることで子どもたちの自信を付けさせたいと思っていましたので「練習しなさい」や「何故、練習してこなかったの?」という言葉がけをしていました。
いつしか、この昭和、平成時代の指導者優先のレッスンでは生徒さんたちが本当の意味で音楽を楽しめない!と気づき、いろいろな指導法や経験を経て、ピアノの演奏技術だけを教えるだけではなく、子どもたちの心の状態や特性に目を向け、長所を伸ばすことによって子どもたちの心も育まれ、自分自身の音楽を作り出し、表現出来ることがわかってきました。
レッスンの時間は『生徒さんの時間』。私はそれをサポートする存在と言う考え方です。
先生と生徒という上下関係ではなく横の関係でいることをベースにすることにより、生徒さんは安心して
心を開きコミュニケーションも円滑に、そして自分の音楽を表現できる生徒さんが増えてきました。
資格
・アドラー心理学に基づく勇気づけリーダー
「勇気づけ」とは、長い目で見た時、当人に困難を克服する活力(つまり「勇気」)を与え
お互いに成長出来るコミュニケーション。
・ママカフェ認定ファシリテーター
ママカフェとは、教育家の石田勝紀先生が2016年から主宰している会。
勉強会といってもセミナーや講演会のような堅いものではなく
かなりライトで話しやすい雰囲気の中で話ができてスッキリ!できる場。
ママが元気になる会です。
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